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人気が高く求人が少ない産業保健師へ転職するには?

日勤で週末休める看護師の転職先【産業保健師】

日勤で週末休める看護師の転職先【産業保健師】

転職を検討している看護師のなかには、日勤のみの勤務で週末に休める職場を探している人も少なくないでしょう。 特にハードワークから解放されたいと考えている看護師に人気の職種として「産業保健師」が挙げられます。 今回は、産業保健師についての解説や、転職先の見つけ方をご紹介します。

産業保健師とはどんな職種?

産業保健師とは、そもそもどんな職種なのでしょうか。

実は、「産業保健師」という資格がある訳ではなく、保健師を職場ごとに分類したなかの一つの通称です。

保健師は、その職場ごとに「行政保健師」「学校保健師」「産業保健師」の3つに分類されています。

行政保健師は、地方自治体が運営する保健所や保健センターに勤務し、地域住民の健康支援を主に行います。

学校保健師は、大学や専門学校、および養護教諭資格を取得して小中学校・高等学校に勤務する、いわゆる「保健室の先生」となります。

そして、産業保健師は、一般企業が勤務先となります。

一般企業での従業員の健康管理や健康診断、簡易的な医療処置などが主な業務です。

保健師の資格は必要?

産業看護師は、看護師資格のみでも就業することは可能です。

ただし、産業保健師の内、保健師資格を所持している人の割合が半数以上と言われていることから保健師の資格があった方が有利なことは間違いありません。

基本的に日勤で週末は休める

前述のとおり、産業保健師の勤務先は、一般企業になります。

しかもそのほとんどが大企業ですので、基本日勤で土日祝日は休日になります。

一部の例外を除いて、産業保健師は、勤務先である企業の勤務時間に則って働くため、必然的に「日勤・週末休み」となるのです。

募集人数が少ないのがデメリット

日勤で週末に休める産業保健師は、人気が高い転職先であるとともに、募集人数が少ない傾向にあります。

募集人数は、企業の1事業所に対して1名であることが一般的で、多くても2~3名となります。

つまり、産業保健師への転職を検討してもそもそも募集自体が少ないというケースが多いのです。

人気が高く応募数が多いうえに、さらに募集が少ない産業保健師は、いわば「狭き門」だと言えます。

転職を検討している人にとっては、少し覚悟が必要かもしれません。

産業保健師の職場を見つけるためには

先程ご説明したとおり、 産業保健師は転職をするのが難しい職場です。

しかし、転職の可能性を上げるためにできることもあります。

産業保健師として働いている知人に相談する

もしあなたの周りに産業保健師として働いている知人がいれば、まずはその人に相談してみましょう

知人に相談をすることで、転職先の実情が見えてくることもあります。

例えば、「日勤・週末休みの勤務体系は守られているか」「人間関係は良好か」「仕事の内容はどのようなものか」など、職場の詳細な状況を聞くことができるでしょう。

また、知人に相談するメリットとして、転職が有利となるかもしれないことが挙げられます。

産業保健師を募集する企業では、1つの事業所だけでなく、多くの支社や支店を抱えていることも少なくありません。

支社ごとに産業保健師を配置することを検討している企業であれば、知人からの繋がりで別事業所への転職がスムーズに運ぶ可能性もあります。

もし身近に産業保健師の知人がいれば、職場の実情を聞いたり、転職の手回しをしたりすることを考えてみましょう。

看護師専門の転職サイトを活用する

産業保健師の募集を確実に見つけるためには、転職サイトを活用するのも有効です。

転職サイトには、登録しないと見られない、または、求人とマッチする人材のみへ紹介される非公開求人があります。

好条件の求人や人気が高く応募が殺到してしまう求人を非公開扱いとしていることがほとんどで、産業保健師も非公開求人になっていることが多いでしょう。

そのため、転職サイトへ登録し、コンサルタントに求人が出た時には連絡してくれるようにお願いしておけば、遅れを取ることなく求人情報をキャッチできます。

そして、転職を成功させるためのアドバイスやサポートも受けられます。

自身の周辺に転職を相談できる産業保健師がいないのであれば、転職サイトに登録をしてアンテナを張っておくことで、産業保健師への転職の可能性を高められるでしょう。