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認定看護師とは?

認定看護師とは?

医療業界に特化した某人材紹介会社に勤務している村中です。 今回は「認定看護師」についての記事になります。 それぞれの成り方、働き方について、記載します。 最近では、「専門看護師」と「認定看護師」の違いがいまいちわかってない方もいますので、冒頭ではその違いにも触れながら、進めていきますね。 今や有資格者の中でも更に価値を求められる時代です。是非今後のキャリア選択の一つにしてみてはどうでしょうか。

専門看護師と認定看護師の違い

専門看護師

複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた看護師。

※13種類
がん看護・精神看護・地域看護・老人看護・小児看護・母性看護・慢性疾患看護・急性・重症患者看護・感染症看護・家族支援・在宅看護・遺伝看護・災害看護

認定看護師

特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる看護師。

※21種類
救急看護・緩和ケア・小児救急看護・新生児集中ケア・がん放射線療法看護・がん化学療法看護・慢性呼吸器疾患看護・摂食・嚥下障害看護・感染管理・透析看護・手術看護・糖尿病看護・集中ケア認定・がん性疼痛看護・不妊症看護・慢性心不全看護・訪問看護・皮膚・排泄ケア・脳卒中リハビリテーション看護・乳がん看護認・認知症看護

認定看護師とは?

日本看護協会が策定した資格の一つであり、21の分野に分けられています。

認定看護師制度は、特定分野における看護のエキスパートである認定看護師を社会に送り出し、高度化・専門分化が進む医療現場での看護ケアの質の向上を目的としています。認定看護師制度は1995年からスタートし、認定分野、登録者数ともに順調に増加し、2018年には1.5万人に達しています。

認定看護師の役割は、「実践・指導・相談」です。自ら高い水準の看護ケアを提供するだけでなく、そのほかの看護師に対し看護技術の指導、さらには業務上でのコンサルテーションを行います。

認定看護師の資格を得るたには、一定期間の実務経験と認定看護師教育機関での専門教育課程を修了し、認定審査を合格する必要があるため、厳しい道のりではありますが、看護師のキャリアアップ、専門性を高めるために挑戦してみてはいかがでしょうか。

認定看護師の資格を取得するには?

①一定期間の実務経験が必要

認定看護師の資格を取得するためには、実務経験が5年以上必要であり、そのうち通算3年以上は、取得を希望する認定看護分野での実務経験が必要となります。また、多くの認定分野において、希望する認定看護分野での看護ケース実績を5例以上求められています。認定看護師になりたいと考えている方は、希望する分野での経験が積めるよう職場、配属希望を考えましょう。

この実務経験年数をクリアして初めて、認定看護師教育機関を受験することが可能となります。教育機関での専門課程を修了した後に、認定審査を合格する必要がありますが、実務経験を積むことが資格取得のための第一歩となりますので、配属を希望する際にキャリアプランを考えておくことが必要です。

②決められた教育課程を修了する

認定看護師教育機関に出願し、合格したら、認定看護師専門教育機関にて、6ヶ月(615時間)以上の授業を受講することが可能となります。教育機関により、開講している時間帯や開講時期、さらには開講分野や費用まで様々です。

平日のお昼に開講しているケースと、週末にのみ開講されるケースがあり、週末にのみ開講されている教育機関であれば、仕事を継続しながらでも受講は可能です。しかしながら、平日のお昼に開講されている場合は、長期出張の扱い等で仕事を休んだり、休職もしくは仕事を辞める例も多いようです。

また、分野によって全国で教育期間が1か所しかない場合もあれば、奨学金制度を教育機関が設けている場合もあります。キャリアのどのタイミングで受講できるのか、通学範囲内なのか等は自分の人生設計に大きく関わってきますので、開講分野や開講スケジュール、費用等は受験前に確認しましょう。認定看護師の専門教育課程を修了したら、最後は認定審査を受験し、合格するのを残すのみです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。上記が「認知看護師」への道のりになります。

看護師として、専門性の高い仕事をやっていきたい、レベルの高い医療に関わりたいという方に是非お勧めできるお仕事です。医療は日々進化しています。2020年にはこの認定看護師についても、新制度が導入される予定です。以前までは資格を有していることで、有利な時代でしたが、近年では、有資格者の増加により、その価値も飽和してきているとも言われています。

そういった中で、「認定看護師」のような専門性の高い看護師は大変優遇されます。是非今後のキャリアプランの一つとして、考えてみてはどうでしょうか。