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男性看護師が収入アップを図るには?

看護師の収入は男性と女性で違いがあるの?

看護師の収入は男性と女性で違いがあるの?

看護師として働く男性にとって、「女性看護師と収入に違いがあるのか」といった疑問を持つ人も少なくありません。 厚生労働省の発表したデータによると、男性看護師の数は年々増えてきており、2014年の時点で73,968人となっています。 一方で、女性看護師は1,012,811人と、看護業界はまだまだ女性社会です。 今回は、男性看護師の収入は女性よりも高いのか、男性看護師が収入を上げるためにはどうすれば良いのか、についてご説明します。

男性看護師の収入は女性と違うの?

看護師の収入は就職先の病院やクリニック、その他施設などが定める給与規定によって決まります。
そして、給与規定に記載されている収入を決める条件には、男性や女性という基準はありません。
つまり「男性看護師だからという理由で女性より収入が高くなることはない」のです。
したがって、男性看護師が収入を上げるためには、看護師の収入を左右する条件を知っておくことが大切です。
看護師の収入が決まる条件について、次の章でご説明します。

看護師の収入を左右する条件とは

看護師の収入は勤務先の給与規定によって決まります。
給与規定に定められた基本給がベースとなり、それに手当やその他の基準が加わった総支給額が看護師の収入となるのです。
では、その手当や基準にはどのようなものがあるのでしょうか。

夜勤手当

看護師の収入を大きく左右する条件として、夜勤手当が挙げられます。
実際に、「夜勤のない職場に転職したら収入が下がった」ということも珍しくありません。
一般的に看護師は高給だと言われていますが、実は夜勤手当が基本給に追加されることによって総支給額が上がっていることが多いのです。
すなわち、夜勤の回数が多かったり、夜勤専属であったりする場合、収入が高くなる傾向にあります。

残業手当

残業の多い職場であれば、「残業手当がしっかりつくか」も収入を左右する条件です。
看護師に限らず、法定労働時間である週に40時間・1日8時間を超える労働には、1時間あたりの給料×1.25倍の残業手当が支給されなければなりません。
例えば、「月給が20万円、1日8時間勤務で月20日間勤務」であった場合、時給に換算すると1,250円ですので、残業代は1時間につき1,562.5円となります。
月に20時間残業をしたとすれば、31,250円の残業手当がつくことになります。

正看護師か准看護師か

正看護師か准看護師かによっても、基本給や手当が変わることがほとんどです。
正看護師の方が収入は高い傾向にあります。

大学卒か専門学校・短大卒か

勤務先によっては、大卒か専門・短大卒かによって基本給や手当が変わるケースがあります。
平均にして7,000円ほど、大卒の方が月給は高くなるようです。
また、大卒の方が役職に就きやすかったり、昇給額が高かったりすることもあります。
ただし、学歴の基準を重視するかどうかは勤務先によって大きく異なり、収入に違いがないところも多くあります。

役職手当

役職手当も、看護師の収入に大きく影響するでしょう。
師長クラスになると、役職手当は平均して月に50,000円だとされています。
ただし、この額は就職先によって開きがあり、少ないところだと数千円程度しかもらえない場合もあります。

男性看護師が収入を上げるには

男性看護師が収入を上げるためには、2つの選択肢があります。
それは、「現在の職場で昇給したり手当てを増やしたりする」か、もしくは「転職をする」ことです。

現在の職場で昇給・手当を増やす

勤務先の給与規定には定期的な昇給額が定められているか、もしくは裁量での昇給制度があるはずです。
一般的には、勤務年数に応じて昇給することがほとんどですので、長年勤めることで収入は上がるでしょう。
また、手当を増やすためには、夜勤の回数を増やしたり役職を目指したりすることが必要になってきます。

転職をする

現在の職場で、残業手当が正当に支給されていなかったり、役職手当の額が低かったりする場合は、転職によって収入が大きく上がることがあります。
特に、スキルアップが適切に評価されない職場に勤めているのであれば、転職をおすすめします。
スキルアップが正当に評価され、キャリアアップを目指すことができる職場でなければ、収入アップを期待することはできません。

男性とはいえ、今後年齢を重ねるにつれて、例え体力に自信があっても夜勤手当や残業手当を収入のあてにするリスクは高いでしょう。
長期的にみた場合、男性看護師が家族を養えるほどの収入を得るためには、役職に就くことを目指さなければなりません。
それには、転職サイトを利用して転職することをおすすめします。
転職サイトには、キャリアアップに適した求人案件が多数掲載されています。
自分に合った転職先が探しやすく、登録も無料ででき、相談するだけの利用も可能です。
将来の収入に不安のある方は、転職サイトを上手く活用し、転職することも視野に入れておきましょう。