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転職後のトラブル解決方法

看護師が転職後に条件が違った時はこう対処しよう

看護師が転職後に条件が違った時はこう対処しよう

転職活動が終わり、やっと安心して働けると思った矢先に「条件が違う…」と違和感を覚える人も決して珍しくありません。 苦労して転職したのに、思っていた労働条件と違っていれば、働く上での大きなストレスとなってしまうでしょう。 あなたが転職先に希望した条件が、実際に働く上で違うものとなっている場合、対処するすべはあるのでしょうか。 今回は、転職後に条件が違っていた場合の対処について見ていきましょう。

雇用契約書を手元に用意する

転職後に「雇用条件が違う」と思ったら、まずは雇用契約書を用意しましょう。

雇用契約書とは、雇用契約を結ぶ上で条件を記載している書類です。

あなたが転職先で働いているのであれば、雇用契約書の控えは必ず手元にあるはずなので、まずはそれを用意しましょう。

万が一雇用契約書の控えが渡されていなければ、人事課もしくは総務課などに相談し、取り寄せるようにしてください。

雇用契約書の項目を確認する

雇用契約書は、雇用者と労働者が労働条件に同意したことをあらわすための書類です。

したがって、雇用者は労働者の採用時に必ず雇用条件について説明する義務があり、労働者は同意した上でサインをします。

雇用契約書には、以下の内容の記載が義務付けられています。

  • 勤務場所
  • 業務内容
  • 始業・終業時間
  • 給料額
  • 休日など

これら以外にも労働期間についてや、期間更新の方法などが明記されているはずです。

雇用契約書の控えを見ながら、実際の労働条件と違っている点を確認しましょう。

雇用契約と実際の労働条件が異なっている場合、労働基準法によって労働契約を解除できる権利があなたに与えられます。

つまり、労働条件が見直さなければあなたは法律上有利な状態で退職できるのです。

転職で利用したサービス先に相談する

あなたが転職に際して利用したサービスがあるのであれば、そちらへ相談するようにしてください。

具体的にはハローワークやナースバンク、転職サイトなどに相談することになります。

例えばハローワークやナースバンクに相談した場合、労働基準法に応じた対応をとってもらえることになります。

ハローワークは労働条件を守らない雇用者に対して罰金をかせる権限があります。

また、不当な労働条件での退職においては、退職後すぐに失業保険が適用されるケースもあるので、一度相談しておくようにしましょう。

転職時に転職サイトを利用したのであれば、そちらへ相談することも検討しましょう。

転職サイトでは転職後のサポートも行っており、労働条件の再交渉や再転職へのアドバイスなども提供してくれます。

労働条件でのトラブルの際には、これらのサービス機関に相談することも忘れないようにしてください。

労働条件が違う場合の3つの対処法

雇用契約と実際の労働条件が違うケースは、思いの外珍しいことではありません。

そのような場合に、あなたがとれる対処は3つあります。

そのままの条件で働く

労働条件の違いを受け入れてそのまま働くケースがあります。

例えば、転職時に希望した条件よりも給料が安いものの、その分ストレスなく働けるようなケースなどです。

「職場環境が気に入っていて転職したくない」と考え、給料の違いには目をつぶる人もいます。

雇用条件が妥協できる範囲であれば、そのまま働き続けるという選択肢もあります。

再び転職する

労働条件の違いに納得できないのであれば、そのまま働き続けることは大きなストレスとなってしまいます。

雇用条件と実際の条件が違っていれば、あなたにはすぐに退職する権利があります。

雇用条件と実際の労働条件の違いがあることを、しっかりとハローワークや転職サイトに伝えることで、再転職するのも一つの対処の仕方です。

転職サイトでもその点を考慮し、スムーズに転職できるような支援を提供してくれます。

労働条件の再交渉

転職サイトでは、転職時に給料や休日数などあなたの希望する条件によって、転職先に交渉してくれます。

そして、転職後に条件の違いが見つかった際にも再交渉をしてくれるのです。

雇用条件と実際の条件の違いが起きるケースでは、転職先に悪意がある場合とそうでない場合が考えられます。

経理上の手続きミスで、雇用条件と実際の給料が違っていることも考えられます。

一度転職サイトから再交渉をしてもらうことで、むやみに転職を繰り返さずに済むかもしれません。

上手く転職サイトを活用し、あなたが満足できる条件で働けるように調整してもらうことも検討してみましょう。