「本当に良い病院なのかどうか」を、転職前に確認できるのはご存知でしょうか。 「実際に転職してからじゃないと分からない」と思っていませんか。 確かに、職場環境や人間関係などは実際に働かなければ分からない部分もあります。 しかし、あるコツをしっておけば、面接前であっても良い病院を見つけられる可能性は高くなります。 今回は、良い病院を見つけるために面接前に確認しておくべきポイントをご紹介します。
目次
面接前に「良い病院」を見つけるために大切なこと
転職活動中、特に面接をする前でも、良い病院を見つけるためにできることがあります。
それは、転職先の情報を最大限集めることです。
情報を集めることこそが、良い病院を見つけるために最も大切だと言っても過言ではありません。
特に面接前では情報が手元にないので、まずは転職先の情報を集めるところから始めましょう。
転職サイトでは、あなたが良い病院と出会えるようにたくさんの情報を提供してくれることでしょう。
その情報のなかで、どのようなポイントを確認しておくべきか、次の章でご説明します。
良い病院かどうかを見分ける3つのチェックポイント
良い病院の前提条件は、「ブラック病院ではないこと」だと言えるでしょう。
残念なことに、労働環境や人間関係の良くないブラック病院は求人案件に紛れ込んでいるものです。
いわゆるブラック病院と言われるところには、求人情報などに同じような傾向が見られます。
ここでは、ブラック病院と良い病院を見分けるためのチェックポイントを見ていきましょう。
看護師求人の掲載頻度
まずは、その病院の看護師求人の案件がどれくらいの頻度で掲載されているかをチェックします。
ブラック病院と言われるようなところでは離職率も高いため、看護師の求人が常に出ている傾向にあります。
求人案件が常時出ている、つまり慢性的に人手が足りていない職場は注意しましょう。
転職エージェントに「どれくらいの頻度で求人が出されているか」について確認しておくのが確実です。
「残業なし」の求人案件
「残業なし」と記載されている求人案件は、一見魅力的に映るのではないでしょうか。
しかし、果たして「残業のない職場」は本当にあるのか考えてみましょう。
看護師という職業柄、患者の体調変化や急な業務の追加などで、残業をしなければならないケースは確実に起こります。
したがって、「うちの職場は一切残業がない」という職場は、怪しむべきです。
そのような職場では、残業手当が支給されず、サービス残業をすることが当然になっている可能性があります。
良い病院はできるだけ誠実に職場環境を掲載する意思があるので、「残業は月に10時間程度」や、「残業代支給」といったことが記載されていることが多いのです。
もちろん診療科や勤務体系などによっては、本当に残業がまったくないところもあるでしょう。
しかし、「残業なし」を鵜呑みにするのは危険です。
できるだけ病院見学をしておく
面接前に病院見学ができるのであれば、ぜひ済ませておきましょう。
「百聞は一見に如かず」という言葉もあるように、実際に職場の雰囲気を見ておくことで、転職の成功率は大幅に高くなります。
タイミングによるかもしれませんが、良い病院では病院見学を積極的に受け入れてくれる傾向が見られます。
事前に病院見学を済ませておくことで、面接もスムーズに運ぶことがあるようです。
病院見学の希望を転職コンサルタントに伝えると、手続きを代行してくれます。
確実に良い病院を選ぶために、面接前にはぜひ病院見学をしておくことをおすすめします。
あなたにとっての「良い病院」を見つけるために
ブラック病院に転職しないためのチェックポイントをご説明しました。
しかし、転職を成功させるためには、このチェックポイントだけの情報では足りません。
なぜなら、転職で大切なことは「あなたにとって」良い病院を見つけることだからです。
例えば、給料が高いことであったり休日数が多かったり、残業が少なかったりなど、どの条件を優先するかによって、あなたにとっての良い病院かどうかが決まるでしょう。
転職サイトを利用すれば、あなたが転職先に求める条件は、転職コンサルタントと十分に相談しながら決めることとなります。
先ほどご説明したチェックポイントでブラック病院を見分けた上で、あなたにとって良い病院を見つけるために、ぜひ転職サイトを賢く活用してください。