転職サイトに登録するメリットは、転職先に対する希望条件などに合致した求人情報を効率的に探すことができるだけではありません。 担当のコンサルタントが転職のサポートをしてくれることに大きなメリットがあります。 コンサルタントがサポートしてくれる範囲は幅広く、またどれほど的確にサポートしてくれるかによって、転職しやすさも変わってくるはずです。 つまり転職希望者にとって転職サイトは、コンサルタントの技量が大きく左右することになります。 コンサルタントが取るべき最低限の対応について知っておきましょう。
看護師のニーズを正確に把握し対応する
看護師が転職サイトを利用する最大のメリットは、効率よく自分の経歴やスキルと希望条件に合致した転職先を探せることです。
そのため優秀なコンサルタントは、登録者の希望条件を把握するために、丁寧なヒアリングを第一に考えています。
それを受けて、希望条件に合致する求人情報を提案してくれます。
優秀なコンサルタントなら、提案した求人情報に対する反応をもとに、方向性を絞り、さらに満足度の高い求人を探してくれるよう動いてくれます。
また勤務条件に不満がある場合には条件交渉を引き受けることに言及するなど、求職者のニーズに応えようとする姿勢が見られます。
このような転職希望者のニーズに合わせた対応をしてくれるコンサルタントが在籍している転職サイトを選びたいものです。
求人情報のマイナス面も伝える
仮に転職希望者の希望条件に合致した求人情報であったとしても、その医療機関には何らかのマイナス要素が存在している場合もあるでしょう。
転職希望者はもちろん、マイナス要素がある勤務先は避けたいはずですが、それよりが給与面や待遇面が上回っていれば、検討する余地はあるはずです。
またマイナス要素を理解したうえで入職する可能性もあるでしょう。
しかしながら、これらを全く知らされずに転職してしまった場合には、入職後にそれに気づくことになり、後悔ばかりが膨らんでしまいます。
コンサルタントは、求人先の良い部分ばかりを紹介するのではなく、マイナス面があるのであれば、それをしっかりと転職希望者に伝えなければなりません。
転職希望者が正しい判断ができるよう、勤務先のプラス面ばかりでなく、マイナス面までを正確に把握して伝えてくれるコンサルタントが多い転職サイトを選びましょう。
対応の速さもチェックポイント
転職コンサルタントには対応の素早さも求められます。
スピーディーな対応をしてくれないと、せっかく希望条件に合った求人情報があっても対応が遅れてしまい、他の応募者が採用されてしまうリスクが高まるからです。
コンサルタントは複数の登録者を担当しており、非常に忙しいですが、スピーディーな対応が必要な連絡などは、転職が成功するかどうかを左右する重要なポイントです。
このようなことがスピーディーに対応できるかどうかは、コンサルタントの能力にかかわってくるのです。
すなわち、コンサルタントの仕事の速さも転職サイトの質を左右すると言えます。
どうしても不満が重なる場合は担当変更を
コンサルタントが十分に機能していない、このままでは転職までスムーズに進まない、コンサルタントとして能力不足だ、など担当のコンサルタントに不安や不満を感じるのであれば、担当者の変更を希望しましょう。
変更を希望した際、転職サイトから優秀なコンサルタントだと言われて、継続を主張されるケースがあるかもしれません。
しかしながら、優秀だとの評価があったとしても、人間同士ですから相性もあるはずであり、不満に感じることは正直に伝えるようにしましょう。
また変更を申し出たことは、担当コンサルタントの耳にも入っているはずです。
その状態で再び以前と同様の関係性を保つことは難しいでしょう。
変更を申し出る時点で、二度とそのコンサルタントに担当してもらうつまりはないことをはっきりと意志表示すべきです。
それでもコンサルタントは変更できないと主張されるようであれば、転職サイトそのものを退会する覚悟で変更を申し出ましょう。