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転職先へ馴染むために必要なこと

看護師が転職後に覚えておきたい心得とは?

看護師が転職後に覚えておきたい心得とは?

転職活動を終えて、実際に転職先で働くようになってからのトラブルは思いの外多いものです。 男性看護師は年々増えてきているものの、看護師はいまだ「女性社会」です。 転職先で人間関係を上手く築いたり、働きやすい職場にするためには、転職後の努力が欠かせません。 今回は、あなたが働きやすい職場を手に入れるために、転職後に覚えておきたい心得についてご説明します。

「新人」だという心構え

転職直後からしばらくは人間関係のトラブルが起こりやすい期間です。

その原因の多くが、自分自身の看護師としてのキャリアや経験です。

キャリアや経験があることは素晴らしいことですが、転職直後で人間関係の形成が不十分なタイミングではあまり表に出さない方が好ましいでしょう。

特に、管理職としての転職や以前の職場の勤務が長い看護師は、手慣れたケアの方法を行ってしまいがちです。

しかし、職場によってケアの方法や段取り、体系などは違います。

転職直後で職場に馴染むまでのあいだは、その施設の業務内容に沿った働き方を心掛けましょう。

転職後しばらくは「新人」だという心構えでいることが大切です。

人間関係をしっかりと築く

転職後は業務内容を覚えるために、必死になりがちです。

確かに、早く役に立つ人材になれるように努力することは大切なことです。

しかし、転職先で業務をこなすためには、看護師どうしのコミュニケーションが何よりも大切であることを忘れてはなりません。

挨拶や業務の説明を受けるなかで、相手に良い心象を持ってもらえるような関わり方を意識するようにしましょう。

転職後、2週間から1カ月ほどは、特に意識的に人間関係を築くことに注力すると良いでしょう。

まずはあなたが職場に馴染むことが最も重要な課題です。

自己PRは少しずつ

「看護スキルを役立てたい」「これならすぐにできる」ということがあったとしても、転職から1ヶ月か2ヶ月程度はアピールを控えた方が良いでしょう。

特に業務内容の改善についての提案などは、職場に馴染めた実感があるまではしない方が良いかもしれません。

なぜなら、基本的に転職先のスタッフは変化を嫌うからです。

今までの業務内容が変わるということは、そこにいる看護師の業務負担が増えてしまうリスクがあります。

あなたが転職先の業務をスムーズに遂行できるようになった段階で、少しづつあなた流のスキルや実績などを出していくようにしましょう。

過度な自己PRは人間関係に良い影響を与えないことに気を付けてください。

行事や研修会などに参加するようにする

転職先にスムーズに馴染むためには、スタッフとこまめに顔を合わせたりコミュニケーションをとったりすることが重要です。

転職先で開催される行事や研修会などには、積極的に参加するようにしましょう。

親睦を深める目的の飲み会は、良好な人間関係を築くきっかけとなることが多いものです。

また、勉強会や研修会は同じ目的を共有できるため、コミュニケーションをとるきっかけとしては最適でしょう。

職場に馴染むまでの期間は、施設内の行事をチェックし、意識的に関わるようにしてみてください。

転職コンサルタントへの報告や相談も

転職してからしばらくの期間はどうしても心細くなってしまう人がほとんどでしょう。

そのような場合、転職コンサルタントへの相談や、近況の報告をすることで、悩みが解消されるかもしれません。

転職コンサルタントは転職先の情報を把握するために、人間関係や勤務体系の実情を把握しておきたいと考えています。

あなたが転職した後に、実際にどのような職場環境であるかを伝えることは、コンサルタントにとっても有益な情報となるのです。

また、もし転職先とのトラブルで再転職を検討することになっても、こまめにコンサルタントと連絡をとっていれば、スムーズに再転職の活動を始めることも可能です。

何か困ったことや悩みが出てきた場合は、担当の転職コンサルタントに相談するようにしましょう。

きっと転職後のあなたの悩みを解決するための心強い味方となってくれるでしょう。