転職サイトを探していると、口コミ情報が目に留まることがあります。 好意的なものから批判的なものまで、様々な口コミが見られるでしょう。 口コミのみで転職サイトの善し悪しを判断するのは早計ですが、実際の利用者の口コミであれば是非参考にしたいと思われるでしょう。 ここでは、口コミを参考にするうえで、信憑性が高い口コミとそうではない口コミを見分けるポイントについてご紹介します。

信頼できない口コミが多い

転職サイトの口コミも他分野のサイト同様に、誰がいつ投稿したのかも分からないような口コミは、いい加減な内容になっていることが多く、信頼できないものが多いです。

そもそも転職サイトを利用すらしていないのに口コミを投稿するケースもあります。

また、転職サイト側がイメージアップのために口コミを自作自演で作成していることも考えられます。

このような宣伝目的で作成された口コミは、好意的な記述ばかりになっていることが多いものです。

口コミでの評判が良いからと言って、実際の利用者が満足しているとは限らないので注意してください。

内容が薄い口コミは無視しよう

口コミには信頼できないものが多いとはいえ、転職サイトの善し悪しを判断する材料として全く口コミが参考にできないかというと、そうとも言い切れません。

しかし、実際に転職サイトを利用していない人が書ける口コミは、どうしても曖昧な内容になりがちです。

そのため、例えば「転職コンサルタントが親切だった」など誰でもすぐに書けそうな口コミや、内容が薄い口コミは参考にしてはいけません。

具体性のある口コミは参考にしてもOK

数ある口コミの中には、実際の利用者が書いたものも含まれているはずです。

実際に利用した人が口コミを書く場合、利用した経験を思い起こしながら書くため、内容が具体的である場合が多いです。

記述されている項目として、最低限、転職先探しをしたエリアや投稿日時、投稿者の年齢や性別が見られれば信頼性の高い口コミと言えるでしょう。

こうした具体性のある口コミを見つけた場合は、転職サイト選びの参考にしても良いのではないでしょうか。

マイナス評価の口コミは要チェック

本来ならば、口コミの中には高評価ばかりでなく、低評価のものも含まれているはずです。

いくら優れた転職支援サービスを提供したとしても、利用者の希望は様々です。

利用者が多くなるほど、口コミの中にはマイナス評価のものが含まれているのが自然です。

ところが、実際に転職サイトの口コミをチェックしてみるとマイナス評価の口コミが少ないと感じることがあるでしょう。

好意的な口コミを実際の利用者以外が作成している場合、高評価の口コミの割合が高くなりすぎるのです。

そこで、マイナス評価の口コミの割合や内容をチェックしてください。

内容はもちろん具体的であることが前提ですが、マイナス評価の口コミの数も大切です。

マイナス評価の口コミが具体的で散見されるようであれば、同じ場所に掲載されている口コミ全体の信頼性が高まります。

実際に登録・利用して良し悪しの判断を

前述してきたように、転職サイトの口コミは全てを鵜呑みにするのでは無く、判断材料の一つとして参考程度に捉えるのが良いでしょう。

そのうえで、自分に合った転職サイトを選ぶには、実際に登録して利用してみることが必要です。

そして、その際は一つの転職サイトだけではなく、複数のところに登録し比較することをお勧めします。

転職サイトのサービス内容や在籍するコンサルタントの質や自分との相性などを踏まえ、自分の希望が実現できそうな転職サイトを選び出しましょう。

気に入ったサイトが複数になる場合も、転職先が決まるまで併用して活用した方が良いでしょう。