看護師が人工透析科へ転職する場合のメリット・デメリット

看護師が人工透析科へ転職する場合のメリット・デメリット

2017/7/5 更新

人工透析科の人気が高い理由

看護師が人工透析科へ転職する場合のメリット・デメリット

人工透析科は、看護師が働く診療科の中でも人気が高いといわれています。 一見ルーチンワークにも見える診療科ですが、どのような特徴があるのでしょうか。 人工透析科への転職を希望される方は、人工透析科へ転職するメリットとデメリットを一度チェックしておきましょう。

 

人工透析科へ転職するメリット

手当によって給与が高めになる

人工透析科で働くメリットは、まず給与面の良さにあります。

これは、危険手当や透析手当というものがつくことがあるからです。手当の金額は病院によって異なりますが月に約1~3万円もらえ、年収では10~30万ほど違ってきます。

人工透析における手当は日勤でも夜勤でも変わらずにつくため、どのような時間帯に働いても、手当分はお給料が上乗せされます。

夜勤や休日出勤が少ない

お給料が高めであるにも関わらず、人工透析科ではゆとりを持った働き方が可能です。

基本的には日勤が多く、夜勤や休日出勤が出ることは少ない傾向があります。オンとオフの区別をつけやすいため、めりはりを持って仕事をしたい方や家庭と両立させたい方にもおすすめです。

一度覚えると比較的簡単

また、人工透析科での業務は、基本的に行う業務がある程度決まっています。

専門機器の取り扱いや穿刺の高い技術は必要ですが、慣れてしまえばあとは比較的簡単と感じられることもあるでしょう。常に新しいことを求められる現場が苦手という方には相性のよい診療科と言えそうです。

アクセスが良い場所にあることが多い

人工透析科で働きたい場合は、人工透析を専門に行っている病院に所属することも可能です。

人工透析を行う患者は定期的に病院へ通うことも多いため、透析専門の病院は比較的通いやすい立地に立っていることが多くあります。残業が少なくアクセスも便利であれば、仕事帰りにショッピングなどを楽しむこともできそうですね。

一人の患者と長くつき合える

人工透析科では、一人一人の患者と長くつき合えるという点も魅力です。

定期的に顔を合わせて容態を聞いたり、ストレスを感じている患者に寄り添った看護をしたりとコミュニケーションをとっているうちに、自然と患者への対応能力も上がっていくことが期待できます。

人工透析科へ転職するデメリット

スキルが低下してしまう恐れも

人工透析科で行われる業務は、ほぼ毎日一緒です。

そのため、たとえば採血や点滴などの技術やオペ対応などの技術に触れる機会がほとんどありません。仕事の範囲が決まっていることは良い点でもありますが、一方で、使っていない技術が低下してしまう恐れがあります。

気難しい患者への対応も

人工透析科ではまた、一人一人の患者と向き合う時間が長い分、気難しい患者へもしっかり向き合わなければなりません。

患者にすれば、定期的に来院して何時間も拘束されることが分かっていると、時として不平不満を言いたくなることもあるのです。

そのため、患者の身近にいる看護師は、時に嫌味を言われたり、治療に対して文句をつけられたりすることもあるでしょう。

患者が苦言を呈する理由を冷静に考え、気持ちに寄り添える対応力が必要です。

高い穿刺技術が求められる

業務内容がある程度限られているとはいえ、その中でも頻繁に行う「穿刺」の技術は、確固たる技術が求められます。

病院によっては看護師にゆだねず、臨床工学技士が行うこともあります。はじめは幾度となく失敗してしまい、心が折れそうになることも。

慣れるまでに時間はかかりますが、技術が身につけば長く使えるスキルです。

まとめ

人工透析科の雰囲気を、少しでも感じられましたでしょうか。

プライベートとの両立も可能で仕事内容もある程度決まっている人工透析科は人気ではありますが、一方で、習得できる技術や知識が限られるなどのデメリットも把握しておく必要があります。また、働く条件や出勤日、待遇などは、病院によっても大きな違いが出るところです。

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