看護師が産婦人科へ転職する場合のメリット・デメリット

看護師が産婦人科へ転職する場合のメリット・デメリット

2017/7/5 更新

今後ますます重宝される産婦人科の看護師

看護師が産婦人科へ転職する場合のメリット・デメリット

命の誕生にもっとも近い場所で仕事ができる産婦人科の看護師。 赤ちゃんが好きなら産婦人科に転職したいと思う人もいるでしょう。 産婦人科では、実際にどのような働き方がされているのか、ここで詳しくご紹介いたします。 メリットだけでなくデメリットとなるポイントを知ることで、転職後もより働きやすくなるでしょう。

 

産婦人科の特徴と仕事内容

産婦人科は「産科」+「婦人科」

産婦人科とひとまとまりで言うことが多くありますが、内部は産科と婦人科の2つで構成されています。

産科では妊娠・出産に関わる業務を行うため、患者さんも20~30代の女性が中心です。

一方、婦人科では、子宮や卵巣などに発症する婦人科系疾患の治療を行っています。女性であれば年齢を問わず来院されることも多いため、年齢層は産科よりも幅広い傾向にあります。

産婦人科の仕事内容

産科で行われる主な業務は、妊婦健診時の介助や、採血、予防接種、点滴です。

院内で分娩が可能な場合は、助産師の分娩介助や帝王切開時のオペ介助を行います。出産を終えたお母さんへの授乳やおむつ交換などの指導、中絶の手術が行われる際のオペ介助も看護師の仕事です。

婦人科系疾患を治療する婦人科では、健診・診察の介助やオペの介助が行われます。

産婦人科で働くメリット

命の誕生に立ち会える

産婦人科で働く醍醐味は、何といっても出産に立ち会えることではないでしょうか。

命の誕生の瞬間をお手伝いし、お母さんと共に喜びを分かち合えることは、他の診療科では決してできません。出産までの道のりは、お母さんひとりひとり異なり、それぞれにドラマがあります。

痛く辛い思いをする出産は、何度立ち合っても感動するでしょう。

コアな分野のスキルがつく

産婦人科は非常に専門的な分野であるところも魅力のひとつです。

最近では産婦人科が減少傾向にあり、それに比例して看護師も減りつつあるのが現状です。

しかし、初産年齢が高くなっている現代、産婦人科で働くスキルがある看護師は、どこへ行っても重宝されます。

また、中絶や帝王切開など、オペの現場も経験できますので、将来的に外科などへ移動したいと考えている場合にも有効です。はじめは覚えることが多く大変かも知れませんが、1年、2年と働くうちに、手ごたえとやりがいが増えていくでしょう。

産婦人科で働くデメリット

心身共にハードな職場

幸せなイメージが強い産婦人科ですが、実際の現場は非常にハードです。

妊婦は精神的にも肉体的にも不安定であることが多いため、気持ちの面でサポートをしながら緊急事態にも対応しなければいけません。

入院や出産が重なったときなどは、猫の手も借りたいという状況になるでしょう。また、子宮がんなど深刻な症状を持つ患者も少なくありません。

テキパキと仕事をこなしながらも、患者にやさしく寄り添う心遣いが求められるため、心身共に強さが求められる仕事です。

おめでたいことばかりではない

赤ちゃんの誕生という素晴らしい場面に立ち会える一方、産婦人科では中絶や死産などに立ち会うことも多々あります。

疾患によって子宮を全摘出しなければならず、子供を産めない体になってしまう女性もいます。婦人科では特に、疾患によって命を落とす女性も少なくありません。

産婦人科どちらにも携わっていると、生と死の両方に向き合わなければならないというところが、人によってはつらいと感じてしまうこともあるでしょう。

看護師も患者も女性ばかり

もうひとつデメリットとなりうる点としては、看護師も患者も女性ばかりというところです。

赤ちゃんは好きだけれど女性ばかりの環境が苦手な人にとっては、とてもつらい現場です。メンタルが強く、人と円滑なコミュニケーションができる人が向いていると言えるでしょう。

まとめ

産婦人科の看護師は、このように働く人の性格によってデメリットとなる面も出てくる職場です。

自分が産婦人科に何を求めるのかをよく考え、気持ちを整理しておきましょう。

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