看護師が循環器科へ転職する場合のメリット・デメリット

看護師が循環器科へ転職する場合のメリット・デメリット

2017/7/5 更新

学習意欲が左右する循環器科

看護師が循環器科へ転職する場合のメリット・デメリット

循環器科に転職しようかと考えている人は、想像している働き方と実際の働き方のギャップを埋めておきましょう。 一見難しそうに見える循環器科ですが、実際はどうなのでしょうか。 また、メリットやデメリットはどこにあるのでしょうか。 ここでは、循環器科の働き方の良し悪しと、向いている人と向いていない人の特徴についてご紹介いたします。

 

循環器科の分類と働き方

循環器科は、循環器内科と循環器外科の2つに分けられます。

それぞれどのような特徴があるのか見てみましょう。

循環器内科

循環器内科は、循環器系の疾患が疑われる患者がはじめに診察する場所です。

その後、診察結果で重篤と診断された患者は、外科へ移されます。

循環器内科で取り扱う疾患は、主に狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、心筋症、動脈硬化、不整脈、弁膜症、高血圧症などです。必要に応じて、開胸せずに行えるカテーテル治療や手術などが行われることもあります。

循環器外科

循環器外科では、開胸手術が必要となるような重度の心疾患の患者さんの対応を行います。

病院によって呼び方は違いますが、循環器系の重症患者の集中治療を行う診療科として「CCU」が設けられているところもあります。

対応疾患は、主に心臓弁膜症や心臓腫瘍などの心臓疾患、大動脈瘤などの血管疾患です。手術の内容は、循環器内科で行われる手術とは違い、開胸を行ってバイパス手術や血管再生医療を行うなど、大がかりな手術が中心となります。

循環器看護師に求められること

循環器内科の看護師は、循環器疾患をかかえる患者の通院や検査、手術のサポートです。

循環器の治療は生死を分ける治療も多いため、求められるのは臨機応変で迅速な対応です。また、患者が高齢者であることが多いので、優しく丁寧にコミュニケーションがとれる対応能力も必要でしょう。

循環器科で働くメリット

毎日の業務がスキルアップにつながる

循環器科で働くと、通常の診察・検査業務からオペまで幅広い業務に携わることができます。

それだけ覚えることが多く、専門用語もたくさんあって大変ですが、ひとつひとつ着実に覚えていけば、着実に循環器科で活躍できるようになります。

毎日が勉強の場ととらえてスキルアップに励める人なら向いていると言えます。循環器内科で経験を積み、CCUでさらに活躍の場を広げるという看護師もいます。

幅広い経験は、いつか他の診療科へ行ったとしても役立つことが多いでしょう。

回復していく患者を見て嬉しくなる

循環器科では、慢性疾患を持つ患者だけでなく、急患の対応も求められます。

病院へ来たときは意識も朦朧としていた患者が笑顔で退院している様子を見ると、「看護師をやっていてよかった」と実感できる瞬間にたくさん立ち会えるでしょう。

循環器科で働くデメリット

患者の回転率が高く、忙しい

循環器科は、人によってはデメリットと感じる部分も存在します。

まずは、患者の回転率が高いという点です。循環器科は救急対応の患者が比較的多いため、循環器内科で働いていても救急対応だけを行い、あとは循環器外科へ任せるという流れも多々存在します。

現在受け持っている患者の対応に加え、じっくり対応できない患者への対応を迫られることも多いので、その場の状況にテキパキと対応できる能力が求められます。

自分が受け持った患者とはじっくり向き合っていきたいと考えている人にとっては、時として負担に感じてしまうこともあるでしょう。

覚えることが多い

循環器科では、患者の診察や検査の対応に加え、オペ室での対応や救急患者の対応が求められたりすることも多いため、他の診療科よりも幅広い知識が求められます。

配属されてから当分の間は覚えることの多さに驚いてしまうかも知れません。しかし、ここは学ぶための良い機会と思い、前向きに取り組んでいきましょう。

まとめ

循環器科での働き方を見ていくと、学習意欲がある人や、臨機応変に対応できる人が向いていることが分かります。

自分がどのようなタイプで、どのような働き方が向いているのか、一度よく考えておきましょう。転職サイトでは、循環器科を募集している募集先を簡単に閲覧でき、希望条件などで絞り込むことも可能です。

コンサルタントに相談しながら最善の道を見つけていくこともできますので、是非利用してみてください。