ICU看護師へ転職する場合のメリット・デメリット

ICU看護師へ転職する場合のメリット・デメリット

2017/7/5 更新

看護師としての使命が実感できるICU

ICU看護師へ転職する場合のメリット・デメリット

患者さんの命と向き合うことの多いICU看護師。 つらくて激務というイメージがありますが、他では得られない経験ができる立場でもあります。 ICU看護師への転職を考えている人は、そのメリットやデメリットをここでチェックしておきましょう。

 

ICU看護師の働き方

ICUとは

ICU(Intensive Care Unit)は集中治療室という意味で、集中的に治療が必要な患者さんが入院しています。

病院によっては、ICUが以下のように専門分野に特化した施設に分けられていることもあります。

  • NICU(Neonatal Intensive Care Unit):新生児集中治療室
  • SCU(Stroke Care Unit):脳卒中治療室
  • CCU:(Cardiac Care Unit)冠疾患治療室
  • HCU:(High Care Unit):ICUまではいかないが、一般病棟よりも手厚い治療ができる

ICU看護師に求められること

言わずもがなではありますが、ICUは危機に直面している患者さんがいるところです。

患者さんの容態がいつ急変するとも限らないため、24時間絶え間ない看護が求められます。

また、生命維持や合併症予防などのためにあらゆる方面の正確かつ細やかなケアが必要です。ぬかりない看護をするためには、他のスタッフとの連携を密に行うことや、起こり得る事態を想定し、リスク回避を行うことも必要です。

スピード感と正確性、スタッフ間のコミュニケーションをスムーズに行うことは、ICU看護として強く求められることと言えるでしょう。

ICU看護師のメリット

大きなスキルアップにつながる

患者さんの命を救うためにサポートをするICU看護師の仕事は、他の診療科の看護師と比べて習得するべき技術が多く求められます。

また、適切な判断力だけでなくスピード感も求められるため、与えられた時間の中で最大限のケアを遂行する能力が身につくでしょう。

このような経験は、後に他の診療科に移った場合などにも大いに役立つことが考えられます。また、別の病院やクリニックへ転職する場合でも、豊富な経験を持っていると判断され、有利に働くことが多いでしょう。

達成感が得られる

ICUでの看護師のサポートは、看護師としての役割を存分に果たすことができます。

看護師は、困っている患者さんの治療をサポートする立場です。

命の危機に瀕した患者が、ICU看護師の適切なケアによって退院していく姿を見れば、大きな達成感があることは間違いありません。

ICU看護師のデメリット

常に緊張感がある

ICU看護師には大きなメリットがある一方で、デメリットとなり得る点もあることを覚えておいてください。

ICUは重篤な患者が多いため、看護師は常に緊張を強いられます。

また、担当する患者がころころと変わることも多いため、常に新しいことを学ぶ必要性に迫られます。一分一秒を争いながら治療を行う環境では常に頭をフル回転させて働かなければならないため、合わない人によっては大きなストレスとなってしまうでしょう。

患者の家族とのやりとりが辛いことも

ICUでは患者の処置と回復が最優先されます。

そのため、お見舞いに来た患者の家族もなかなか面会できないことがよくあります。

会わせてあげたいけれど会わせてあげられない、会わせてあげられたとしてもたったの10分、などというように、一般病棟とは異なる厳しい制限があるのもICUの特徴です。

働くスタッフが体育会系の傾向がある

緊張を強いられる環境を生き抜くためには、メンタル面が強くなければなりません。

このような環境も影響し、働くスタッフは体育会系の人が多いのも特徴のひとつです。はっきりと物を言う人も少なくないため、メンタルが強い人でないと続けられない可能性があります。

まとめ

このようにして見ていくと、ICU看護師として働くにはメンタル面や体力面で強い人が向いていることが分かります。

ICUの求人は、その他の看護求人に比べて少ない傾向があるため、転職サイトに登録をして効率的に求人探しをすることが大切です。

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