看護師は地域によって収入差が生まれる?

看護師は地域によって収入差が生まれる?

2017/7/5 更新

都市部が高収入なのには理由がある

看護師は地域によって収入差が生まれる?

看護師は、一般的にお給料が高いと言われている職業です。 しかし、過酷な労働環境で働いているにも関わらず、それに見合った基本給がもらえていないところもたくさんあります。 これから転職をするなら、好待遇のところにと考えるのは当然のことでしょう。 ここでは、地域によって異なる収入差についてご説明しましょう。

 

都市部と地方ではどちらが高収入?

都市部と地方でお給料を比べると、都市部の方が高収入であることが多いといわれています。

勤務先の病院にもよりますが、月7~10万円もの収入差がある場合も見受けられ、年収にするとその差80~120万円となるわけです。

都会から地方へ引っ越しをした看護師は、その収入差や働き方の差にカルチャーショックを受ける人もいるようです。

では、都市部と地方でなぜこのような収入差が出てしまうのか、その理由を掘りさげてみましょう。

都市部と地方で収入差がでる理由

物価の違い

都市部と地方で大きな収入差が出る理由のひとつに、物価の違いがあります。

都会は物価が高いため、支出も多くなります。会社員が都市部に転勤になった場合には「手当」が出ることもありますが、これは物価の違いによる出費分を補うための意味合いのものです。

看護師の場合も同様に、手当などを含み全体的な収入がアップすることになります。

都市部での収入が高くなるのは、物価の違いが影響していることが大きな要因と言えるでしょう。

都会には病院が多い

都会の方が高収入であるもうひとつの理由は、看護師の人員不足にあります。

人手不足と聞くと地方の病院をイメージしがちですが、実は都会でも同じような問題が出ています。都会は地方よりも人口密度が高いため、それに比例して病院数も多く、必要とされる看護師の数も多くなります。

看護師の絶対数が少ない中、看護師獲得競争が激化し、病院側が看護師に来てもらうためには、待遇を上げるという手段を取らざるをえなくなります。

そのため、都会で働く看護師の収入が高めになっていくわけです。

都会のメリット・デメリット

都会と地方では、都会の方が高収入になりやすいことが分かりました。

しかし、必ずしも都会で働いた方が楽に暮らせるとは限りません。

満足のいく働き方を選ぶためにも、都会で働く際のメリットとデメリットを知っておきましょう。

メリット

都会で働く場合、お給料以外にもメリットがあります。

たとえば、経験値が上がるということです。

都会は、地方と違って人口密度が高いため、それだけひとつの病院へ来院する患者が多くなります。次から次へと対応に迫られるため、予想外の事態やさまざまな経験を積むことができます。

忙しいということはある意味デメリットでもありますが、経験を積んでいくという意味では大きなメリットになります。また、都会には大きな病院がたくさんあるため、最新機器や高度医療に触れる機会が多くあります。

このような豊富な経験があれば、将来地方へ引っ越した場合でも、通常より好条件で転職先を見つけられる可能性があります。

デメリット

都会で働く際のデメリットとしては、やはり日々の出費が大きいことがあげられます。

地方より高いお給料をもらっていても、家賃や駐車場代、食費、交通費など、毎月必要な出費が大きく、手元に残るお金が少なくなってしまうこともあるでしょう。

高収入であるからといって、楽に暮らせるとは限らないことは覚えておくとよいでしょう。

地域での収入の違い

ここでは都会と地方という言葉を使っていますが、では具体的にどのエリアのことを指しているのでしょうか。

基本的に、都会というのは関東圏内を指します。中でもお給料の平均が高いのは、東京都と神奈川県、千葉県です。

続いて、近畿地方や東海地方が比較的収入が高く、北陸地方になると年収が400万円に届かないことも増えてくるようです。そして、その他の地域ではより年収が低くなる傾向にあります。

まとめ

収入だけを見ると、都市部の方が良いことが分かりました。

しかし、都市部と地方では、物価や人口密度、忙しさなどの労働環境が全く違います。

それぞれメリットとデメリットがありますので、収入だけを見て判断せず、自分にとってメリットがあるかどうか、将来像も見据えて判断するのが賢明です。

専門の転職コンサルタントに相談すれば、地域ごとの求人情報について詳しく教えてもらうことができます。自分にとって最適な転職先を見つけるために、転職サイトを上手に活用しましょう。