転職サイトに登録すると、担当のコンサルタントが転職活動をサポートしてくれます。 しかしながらサポートと言っても、どこまでのことをやってくれるのか、どこまでなら相談できるのかを理解している登録者は少ないでしょう。 実はコンサルタントは、転職に関するほとんどのことに対応してくれるのです。 それを知っていれば、安心して転職活動に専念できるはずです。 転職を成功させるためにはコンサルタントを味方につけておくべきなのです。 その理由をご説明しましょう。
必須条件だけでなく希望条件も伝えよう
転職サイトに登録すると、コンサルタントは転職先に対する希望条件を細かくヒアリングしてくれます。
これは、コンサルタントが登録者の希望条件に合った求人情報を提供するためです。
一般的にヒアリングの際には、絶対に譲れない必須条件のみを伝えるでしょう。
しかしながら必須条件とは最低限の条件です。
本当はもっと多くの希望する条件があるにもかかわらず、そこまでは無理だろうと勝手に思い込み、そのことを伝えないで最低条件のみ伝えてしまうはずです。
もちろん最低条件だけを伝えても、それに合致した求人情報を提案してくれるでしょうが、それでは登録者の代わりに求人情報を探しただけのことです。
最低条件だけでなく、希望条件も含めて伝えておけば、コンサルタントは多くの求人情報の中から、最低条件はもちろんのこと、希望条件に少しでも合致した求人情報を探し出せることもあるのです。
また、希望条件まで話すからこそ、登録者は転職先に何を求めているのかがコンサルタントに理解できるのです。
ヒアリングの際には、思い込みで条件を線引きすることなく、必須条件と希望条件の全てを伝えるようにしましょう。
転職後の生活環境についても相談できる
転職をすると、生活のリズムやサイクルは勤務先に合わせることになるのが普通です。
転職先の勤務時間が今までと変わると、通勤する時間帯が代わり、電車の込み具合や道路の込み具合も気になるでしょう。
また転居を伴う場合には、新居の周辺環境も気になるはずです。
転職は勤務先のことだけでなく、転職後の生活にも目を向けなければなりません。
そのためにも、コンサルタントには転職後の生活環境についても相談しましょう。
具体的には、買い物施設の周辺環境や勤務先までのアクセスなどが挙げられます。
自分でも基本情報は調査できますが、「朝の時間帯には道路渋滞と列車遅延が多い」などのリアルな情報はコンサルタントから得る方がスムーズです。
子供がいる場合は近隣にある学校の環境などもコンサルタントに尋ねてみましょう。
気になる事はすべて解決しておき、安心して勤務初日に臨めるようにしておきましょう。
履歴書・面接対策もバッチリ
転職のためには応募資料の作成と面接は避けることができない関門です。
しかしながら現在も医療機関で勤務しており、応募資料も熟考を重ねる余裕がなく、面接対策も考える余裕がない看護師もいるでしょう。
転職サイトのコンサルタントは、履歴書や職務経歴書の作成についてのアドバイスや、面接に際してのアドバイスも行っています。
基本的なアピール方法だけでなく、求人先の求める人物像、看護師像を把握しているため、応募医療機関に効果的にアピールできる方法をアドバイスしてくれます。
採用の確率を高めるためにも、コンサルタントからアドバイスをもらって履歴書・面接対策をバッチリしておいてください。
医療機関の内情を教えてもらおう
医療機関の実情は、インターネット上や求人票記載の情報だけでは分からないことがあります。
特に診療方針の変化や診療科の新設、ベッド数の増床などはオープンにされにくい情報です。
また人間関係が悪い、看護師が長続きしないなどのネガティブな情報は表面には出てきません。
コンサルタントはこれらの情報も把握しています。
そのため、もし関心のある求人情報があれば、その医療機関についての内情を教えてもらうと良いでしょう。
これらの実情を踏まえて転職先選びをすれば、転職の成功確率が高まるだけでなく、内情があまり好ましくない場合には、応募を見合わせることもできます。
コンサルタントが持つ情報をしっかり引き出せるようにしましょう。
転職活動で気になることがあればすぐにコンサルタントに相談
コンサルタントは単なる求人情報提供者ではありません。
転職活動に関わる全ての面でのサポートを提供しているのです。
そのため、もし不安になるようなことがあるなら、遠慮せずフル活用するようにしましょう。
それが転職を成功に導くカギでもあるのです。