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求人は多いが転職先選びは慎重にすべき!

看護師が急性期病院へ転職する場合のメリット・デメリット

看護師が急性期病院へ転職する場合のメリット・デメリット

急性期病院は、新卒の看護師として志望することが多いとともに、転職でも人気のある領域です。 急性期病院は、「とにかく忙しい」といったイメージを持たれがちですが、それに見合ったメリットがあります。 一方で転職前に知っておくべきデメリットが存在するのも事実です。 今回は、看護師が急性期病院へ転職する場合のメリットやデメリットを見ていきましょう。

看護師が急性期病院へ転職するメリット

急性期病院は新卒や若手の看護師がたくさんいることが特徴であり、経験の浅い看護師にとっては特にメリットを多く得られる転職先です。

具体的な急性期病院でのメリットを挙げていきます。

どこでも通用する看護スキルが身につく

急性期病院への転職では、看護師の基礎的なスキルや、急患への対応力、高度な機器への知識など、さまざまな看護スキルを身につけることができます。

新卒や若手の看護師を対象とした教育カリキュラムが充実していたり、勉強会や院内研修が盛んに行われていたりする傾向があるのが、急性期病院の特徴です。

また、日常業務内でも常に看護スキルを発揮できるような機会が多く、実践的なスキルも得ることができます。

救急の看護ケアや急変患者への対応、細やかな処置が求められる急性期病院は、今後どのような職場へ行っても役に立つスキルが身につくのです。

効率的に経験を得られる

看護師が新卒時の入職先として急性期病院をすすめられる理由は、さまざまな疾患や外傷などへの処置の経験を積むことができるからです。

そのため、急性期病院へ転職することでも、幅広い症例に対しての経験を得ることができます。

急性期病院へ入院する患者は、急性期を脱したタイミングですぐに転院することになるため、院内の回転率は高くなっています。

次から次へと入院してくる患者への看護ケアは大変ですが、その分たくさんの症例を経験できるチャンスを得ることとなるのです。

実際に、キャリアアップのための第一段階として急性期病院を志望する看護師や、転職によってスキルアップを図る看護師もたくさんいます。

看護師としてやりがいを感じられる

急性期の患者は細やかでデリケートな看護ケアが必要です。

容態が急変したり、重篤な状態が続いたりする場合がほとんどでしょう。

そういった反面、自分の力で命を救えることや、みるみるADLが回復していく過程を見られることで、看護師として大きなやりがいを感じている人も多いようです。

切迫している局面を多く経験する分、それを乗り越えた時の感動はなにものにも代えがたいことでしょう。

看護師が急性期病院へ転職するデメリット

急性期病院への転職では、さまざまなデメリットもあります。

急性期病院への転職を検討している看護師は、いまいちど気を引き締める意味でも、デメリットについて把握しておきましょう。

業務内容がハード

急性期病院は、先ほどもお伝えしたように、容態の急変や重篤な症状を持つ患者が入院しています。

そのため、常に院内は慌ただしく、タイミングによってはお昼休憩をとれないほどハードな業務内容のところも存在します。

急性期病院は忙しいことは知られているものですが、転職前には改めて覚悟しておくことが大切です。

プライベートの確保が難しい

急性期病院への転職では、プライベートとの両立が難しくなる可能性も考えられます。

通常業務だけでも急変対応などでとても忙しいものですが、その上で看護記録や患者の家族対応、引き継ぎやカンファレンスが重なることになります。

そのため、残業が必然的に増えてしまう傾向にあり、終業後の予定を立てるのは難しいと言えるでしょう。

また、急性期病院は夜勤の回数が多いことも特徴です。

若くて体力があり、独身でプライベートを犠牲にできる看護師が急性期病院に多いのも、これらの理由によるものです。

急性期病院への転職での注意点

急性期病院への転職で得られるメリットやデメリットについてご説明しました。

これらのことを踏まえた上で、「急性期病院に転職しよう」と考える看護師に注意していただきたい以下のポイントがあります。

  • 残業が多すぎないか
  • 有休や年間休日数はどれくらいか
  • 教育体制は整っているか
  • 看護師の配置人数は十分か
  • 月給が安すぎないか

転職希望をする施設の上記5つのポイントは必ずチェックするようにしましょう。

急性期病院への転職は、求人案件数が多く難易度としては難しくありません。

しかし、多数の募集先がある分、転職先選びは慎重に行うべきでしょう。

あなたの希望条件にできるだけ近い転職先を見つけることが大切です。

そのために急性期病院への転職の際には、転職サイトを利用しましょう。

転職サイトに在籍する転職コンサルタントは、上記5つの注意するべきポイントを踏まえて、あなたの希望条件に合う転職先を紹介してくれます。

「できるだけ休みを確保したい」「人間関係の良い職場が良い」など、細かい条件にも対応してくれることになります。

ぜひ転職サイトを賢く活用し、希望に合う転職のために役立ててください。