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看護師の就職で人材紹介会社を使うメリットとデメリットとは?

看護師の就職で人材紹介会社を使うメリットとデメリットとは?

医療業界に特化した某人材紹介会社に勤務している村中です。 今回は、看護師の皆さんが転職をする際に、人材紹介を使ったほうがいいのか、悪いのかを詳しく説明致します。

人材紹介会社とは?

人材紹介会社(もしくは人材バンクとも言います)とは、厚生労働大臣の許可を受けて職業を紹介する、民間の職業紹介業のことを指します。企業(病院、クリニックなど)から求人の依頼を受け、転職を希望する方から登録を受けた上で、求人企業への紹介を行います。

医療業界に特化した看護師専門の人材紹介会社もあり、最近では在宅看護の需要も増加傾向にありますので、訪問看護ステーションなどの求人が多くなってきています。現在多くの看護師求人を扱っている会社がありますが、会社によっては看護師以外の求人も扱っている会社もあり、それぞれ特徴があります。

それぞれ転職先企業を紹介するだけではありません。専任のコンサルタントが、希望する業種、形態、職種を把握し、適性を見極めた上で、各々に合った最適な求人先を紹介します。さらに、アドバイスやキャリア判定、面談から入社まで、転職活動を総合的にサポート。また、例えば求人先の社風や年齢構成、詳細な仕事内容、中途入社の割合、実際にもらえる年収など、直接応募ではなかなか聞けない情報を事前に人材紹介会社から得ることができます。

今回は人材紹介会社を使うメリット、デメリットを詳しく説明致します。

何故求職者は無料で使えるのか?

基本的にユーザーは登録、利用全て無料であることが多いです。何故無料で使えるのか。それは紹介会社から求人先に紹介が決まった際、求人先から紹介会社に【紹介手数料】が支払われるからです。その為、ユーザーには費用がかからないことが多いです。

会社によって取り扱い求人数が異なる

紹介会社によって取り扱っている求人の数や種類に違いがあります。

先ほど記載したように看護師専門かそうでないかという違いもありますが、大きな違いとしては、紹介会社に支払いされる「紹介手数料」の違いです。この紹介手数料とは紹介者予定者の想定年収に対しての15%~30%が主流です。夜勤をする方の場合、年収は少なくても400万程はあるので、単純に手数料は400万×20%=80万となります。

この手数料により、費用をかけてまでも人材を必要としていない、もしくは費用を出せない求人先は、紹介会社からだと紹介を断りますし、紹介手数料の値引きの可否によっても取り扱う求人の数が異なります。ただし、この手数料がかかる事により、求職者のお給料が下がる事はないですが、反対に上がることもなかなかないのが実情です。理由は、想定年収が上がると、手数料が上がるからです。その為、自分がどういった先に就職を考えているのかによって、紹介会社を使い分けるとより良い転職になるかと思います。

人材紹介を利用するメリット、デメリット

メリット

ハローワークやナースセンター、求人サイトと大きく違う点は、キャリアパートナーという転職のプロの支援を受けることが出来ることです。

人材紹介会社を使うメリットは、なんと言ってもキャリアパートナーのサポートと手離れのよさにあります。窓口に出向く必要が一切無く、インターネットやメール、電話などで利用登録から面接予約、入職の手続きまで済ますことができます。そのため、就業しながら転職活動している方や、郊外に住む人にとっては復職活動の負担が軽くなります。

また、キャリアパートナーの仕事は、看護師を求める病院や、事業所と仕事を探す看護師の希望や条件を把握し、両者にとってメリットのある紹介を行うことにあるため、自分で探すより希望に沿った求人が見つかりやすいといえます。希望を伝えるだけで、キャリアパートナーが全てやってくれます。

希望する年収や勤務地、就労時間や家庭の事情などを相談するだけで、数多くの看護師の転職をサポートしてきたキャリアパートナーが、条件に合った優良な求人情報を探してくれるわけですから、求人検索の手間すらかかりません。特に看護師は女性が多く、仕事だけでなく、家事や育児、日常生活で仕事以外のこともたくさんあると思います。

デメリット

各紹介会社によって、扱っている求人が違います。紹介会社は自社の求人先に紹介して利益を上げています。自社の扱っている求人の中で紹介をしたい為、特に病院などは基本的に募集されていることが多いですが、紹介会社を絞っている病院も多いです。もし行きたい先があれば、自分で問い合わせしてみるか、他社にも登録してみるのがいいです。

まれにどこの会社も取引していなく、無料媒体にも掲載していない所もありますが、直接問い合わせしてみると、意外と面接してくれるところが多いのも実情です。

また紹介費用がかかる為、ハローワークや無料媒体と違い、面接のハードルが高くなる傾向があります。1名採用するのに70万~80万、高い方だと100万近くかかるため、慎重になります。

まとめ

今回は人材紹介を使うメリット、デメリットについて説明させて頂きましたが、人材紹介を使うメリットもありますが、デメリットもあります。

転職は人生の一部でもあり、生活の大半を過ごす場所でもありますので、自分に合った紹介会社、キャリアパートナーを見つけてくださいね。